こんにちは!
当サイト「婚外誌」を運営している管理人です!!
よければ、最後まで見ていって下さい!!
はじめに
今回は「なぜ私が婚外誌を立ち上げたのか」その理由について、少し書こうと思います。
このサイトは思いつきで始め、突っ走って形にしました。
思いつきではありますが、私自身の境遇から形になったものだと思います。
これは「私自身の人生と、これまで出会えなかった“同じ境遇の誰か”」
に向けた場所です。
婚外子として生きるということ
私は、婚外子(非嫡出子)として生まれました。
そもそも「婚外子(非嫡出子)」って何…?
私自身も婚外子という言葉は大人になってから知った言葉になります。
簡単に説明しますと「法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子供のこと」を指します。
※「婚外子(非嫡出子)」ついては次回の記事で詳しく説明しますね。
以上のことを踏まえ、婚外子についてどのような印象を持ちましたでしょうか…?
結婚せずに生まれてきた子供。
その生は望まれたものなのか、それとも…
婚外子として生きるということは幼少期から様々な葛藤を抱え生きることになります。
私自身もそうでした。
成長するにつれ自覚していきます。
家族の形、経済格差(状況)、体験格差、進路など。
普通だと思っていた日常のあらゆる場面で少しずつ、でも確実に周りと「差」を感じることを。
他人が普通に享受しているものがとても輝いて見え、妬ましく、そして悲しく思う。
手に入ることのない現実を直視し、それでも生きていかなければならない。
これを子供の時から自覚して生きていきます。
それが「婚外子(非嫡出子)として生きること」だと私は思います。
全員がそうではないと思いますけどね…💦
同じ境遇の人と、出会えなかった
婚外子として生まれた人は、決して少なくありません。
それなのに、私はこれまでの人生で
「自分と同じ立場の人」と出会わずに生きてきました。
なので、相談することもできないし参考にするものがない。
周りとは違う人生を歩まざる負えないのに、どう生きていけばいいのか分からない。
途方もない暗闇をただ苦しく、歩き続けるだけ。
それでも「頑張って生きた証」として残すものが欲しかった
そして私は大人になった。
大人になって初めて、人生の主導権を手に入れた感じがした。
そして何より「頑張って生きた」のだ。
だが、頑張って生きただけではこの社会では生きていけない。
大人になっても周りとは違う「差」に苦しむことがある。
彼らは子供の時から与えられてきたものを使って、自身がより裕福になるように現代社会で生きることを目指してくる。
その中で私も生きなければならない。
ただ「頑張って生きた」だけでは、この社会、誰も評価してくれないのだから。
そう、大人になっても頑張り続けるしかないのだ。
だが、そんな風に生きていけば心が擦り減り「より悪い方向に人生が流れていくのではないか」とも思った。
悪い流れは断ち切らなければならない。
それでも幸せに生きたいのだから。
そこで、力になるのは「同じ境遇の人からの言葉・支え」なのではないかと思った。
私は同じ「婚外子(非嫡出子)」と人と一度も会ったことがない。
他の婚外子の人はどのように生きていて、どのような考えを持っているのかを知ることで自分の人生を切り拓いていけるのではと。
そして自身が経験した内容や、考えを残せたり、相談できる環境などがあれば自分以外の力にもなれるのではないかと。
何より、婚外子として頑張って生きた証を残せないのは悔しい。
そうして生まれたのがこの「婚外誌」です。
「婚外誌」でやりたいこと
婚外誌は、
- 人生の“記録”を残す場所
- 今の悩みを“相談”できる場所
- 同じ境遇の人が、静かに繋がれる場所
そんな場所として作りました。
ここでは、
- きれいごとでまとめなくていい
- 前向きじゃなくてもいい
- 強くなくてもいい
あなたの人生、生きた証としてそのまま残したい。
そういう場所でありたいと思っています。
傷の舐め合いではなく「生きた証」の共有
婚外誌は、ただ過去の傷を並べて、傷を舐めあう場所にはしたくありません。
でも同時に、
- 無理に前向きになる必要もない
- 励ましだけを強要する場所でもない
同じ境遇の仲間がいる場所
それだけで、心の支えになると私は思っています。
そして、その記録が、
- 未来の誰かの支えになったり
- 「自分だけじゃなかった」と思えるきっかけになったり
あなたがより強く生きられるように皆で盛り上げていきたい場所にしていきたいです。
最後に
婚外誌は、立派で崇高な人が運営するサイトではありません。
ただ、婚外子として生きてきた一人の人間が、
同じように迷いながら生きている誰かへ向けて作った場所
それだけです。
もしあなたが、
- 誰にも言えなかった過去を持っているなら
- 今も心のどこかに孤独を抱えているなら
- 同じ境遇の誰かの声を聞いてみたいと思ったなら
どうか、あなたの居場所のひとつとして、婚外誌を使ってもらえたら嬉しいです。
あなたの声を聞かせてください
あなたの経験は、誰かの明日を照らす光になります
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