こんにちは！
「婚外誌」を運営している管理人です！

今回は、よく聞かれる質問「両親は何をしているの？」について書いていきます。
婚外子あるあるで、共感する部分も多いかと思います。

ぜひ、最後まで見ていってね！！

はじめに

初対面の人と話すとき。
飲み会のとき。
何気ない会話の中で。

よく聞かれる質問がある。
「ご両親は何をされているんですか？」

この質問が、ものすごーく難しい。

なぜこの質問が難しいのか

「両親」という言葉。
普通の人にとっては何でもない言葉。
でも、婚外子にとっては、難しい。

なぜなら「両親」という存在が、自分にはないから。

あらまぁ。

「父親」の部分が答えられない

「母親は◯◯をしています」

これは答えられる婚外子は多いと思う。
でも、 「父親は…」 ここで詰まる…よね。

父親が何をしているのか、知らない。
どこに住んでいるのかも分からん。

そもそも会ったこともないし。

管理人の場合は「母親」も答えられない

管理人の場合は１５歳の時に「母親」と絶縁した。
結婚した時に母の戸籍から抜けた。

理由は大嫌いだったから。（毒親だったし）

でも、こんなこと周りには言えないよね。
初対面なら尚更、空気も悪くなるし。

どう答えるか

この質問に対して、どう答えるか。
いくつかパターンがある。

以下のパターンで乗り切った人、実際にいると思う。

パターン1：正直に言う

「父親とは会ったことがないので、わかりません」と 正直に答える。

でも、そう言うと、 相手は驚く。
尚且つ 気まずい空気が流れる。

「あ、ごめん…」と謝られることもあると思う。
その後、妙に気を使われる。
それも、それで居心地が悪い。

いわゆる腫れもの扱い。
ナンテコッタイ…

パターン2：母親のことだけ答える

「母は◯◯をしています」 父親のことは言わない。

相手が「お父さんは？」と聞いてくる場合。
「いないんです」とだけ答える。

でも、たまに深く聞いてくる人がいると思う。
「えっ、離婚されたんですか？」などなど。

んー 違う、そうじゃないんだよなー。
説明するのが面倒だね。

そういう時はパターン３が使える。

パターン3：適当にごまかす

「普通のサラリーマンです」 （嘘）

適当にそれっぽいことを言う。
場は何とか丸く収まるかな。

嘘つくのは癪だけど。
何か自分の人生を否定している感じがして。

でも仕方ない。
周りは自分とは違うからねーーーー。

パターン4：話題を変える

「そういえば、◯◯さんはどうなの？」

質問を質問で返す。
話題を変える。

相当なコミュ力が無いと難しい。
けど出来たらこれが一番上手な立ち回り方。

自分も他の人も嫌にならないしね。

自然に話題を変えられるかが勝負。

初対面や飲み会での会話

基本的にはパターン１から４を駆使すれば何とかなると思う。
実際にそうやって乗り越えた人もいるだろうし。

飲み会などお酒が入って、打ち解けてくると、

「ところで、親御さんは何してる人？」
「実家はどこ？」
「帰省する？」

などなど、 家族の話になる場面、多いよね。
みんな、普通に話している。

「うちの親父がさ〜」
「お袋がうるさくて」

そんな話で周りは盛り上がってる。
でも自分はその話題には入れないし、ただ黙って聞いているだけ。

その時に飲むお酒の味ほど、よく分からなくなるよね。
ただ不味い…

聞く側に悪気はないということ

聞く側に悪気はない、とだけは言っておきたい。
別にあなたのことが嫌いとかではない。

ただの世間話。
アイスブレイク。
コミュニケーションの一環。

それはわかっているし、 相手を責めるつもりはない。
たまたま自分には親がいないだけ。

でも、答えにくい。
それは事実。

何歳になっても聞かれる

この質問は、何歳になっても聞かれると思う。

学生のとき。
社会人になっても。
30代、40代になっても。

「ご両親はお元気ですか？」
「ご実家は？」

家族の話題は、どこでも出てくる。

同じ経験をした人へ

「両親は何してるの？」

この質問に答えにくいと感じる人。
あなたは一人じゃないということを伝えたい。

婚外子にとって、 この質問は、簡単じゃない。

毎回、どう答えるか悩む。
管理人も同じ。

けど それは、普通のこと。
あなたが悪いわけじゃない。

おわりに

いかがでしょうか。
今回は、よく聞かれる質問「両親は何をしているの？」について書きました。
管理人も実際の場面では嘘ついたりして、乗り切ってました。

家族の話題で盛り上がってるの見ると、自分だけ取り残された感じがしますよね。
けれど、あなたは一人ではないということを伝えたい。

私は「婚外誌」という婚外子（非嫡出子）の方へ向けたサイトを運営しています。
ここではあなたのありのままの人生を記録できたり、悩みなどを相談することができます。

気になった人がいたら、ぜひ覗いてくれるだけでも嬉しいです。

以上、管理人からでした！！

※この記事は管理人の個人的な体験を元に書いています。